2004年5月21日開催
第2回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座 講義録 目次
最高裁・医療事故判決の動向と活用可能性
弁護士 藤田 康幸
近年における最高裁判決の動向
最高裁判決を実務に生かす
調査官解説を読む
患者側を保護する最高裁判決
刑事訴訟-異状死の届出義務
行政訴訟-レセプト開示
日本の医療に対する危機感
小法廷別破棄判決
高裁別破棄判決
なぜ大阪高裁は破棄判決が多いのか
最高裁判決は調査官に左右されるか
判例解説
判例1:最高裁第三小法廷 平成7年5月30日判決 新生児核黄疸事件
判例2:最高裁第二小法廷 平成7年6月9日判決 未熟児網膜症事件
判例3:最高裁第三小法廷 平成8年1月23日判決 ペルカミンS事件
判例4:最高裁第三小法廷 平成9年2月25日判決 顆粒球減少症事件
判例5:最高裁第一小法廷 平成11年2月25日判決 肝がん見落とし事件
判例6:最高裁第三小法廷 平成11年3月23日判決 脳神経減圧術事件
判例7:最高裁第三小法廷 平成12年2月29日判決 エホバの証人輸血拒否事件
判例8:最高裁第一小法廷 平成12年9月7日判決 脳浮腫予防事件
判例9:最高裁第二小法廷 平成12年9月22日判決 心筋梗塞見落とし事件
判例10:最高裁第三小法廷 平成13年3月13日判決 交通事故後硬膜外血腫見落とし事件
判例11:最高裁第二小法廷 平成13年6月8日判決 緑膿菌感染事件
判例12:最高裁第二小法廷 平成13年11月16日判決 腹部動脈瘤破裂事件
判例13:最高裁第三小法廷 平成13年11月27日判決 乳房温存療法事件
判例14:最高裁第三小法廷 平成14年9月24日判決 がん家族告知事件
判例15:最高裁第二小法廷 平成14年11月8日判決 スティーブンス・ジョンソン症候群事件
判例16:最高裁第三小法廷 平成15年11月11日判決 急性脳症事件
判例17:最高裁第二小法廷 平成15年11月14日判決 食道がん術後呼吸困難事件
判例18:最高裁第一小法廷 平成16年1月15日判決 スキルス胃がん事件
今後の課題
最高裁判決を見て引用する
判例評釈を書く
インタビュー
医療事件に取り組むきっかけ
心がけていること
PMネットについて
印象深い事例
時間を編み出す工夫
質疑応答
相当程度の可能性について
因果関係の推定について