厚生労働大臣 尾辻 秀久 殿
医療過誤問題研究会
医療事故情報センター
医療問題弁護団
神奈川医療問題弁護団
九州・山口医療問題研究会
埼玉医療問題弁護団
仙台医療問題研究会
兵庫医療問題研究会
(五十音順)
我々は、国に対し、保健師助産師看護師法の遵守徹底を求めて、以下のとおり申し入れます。
第1 申入れの趣旨
国は、看護師による産婦の内診という違法な業務慣行の実態を早急に調査の上、産科を標榜する医師及び医療機関並びに日本産婦人科医会をはじめとする産科関連諸団体に対し、看護師に産婦の内診を行わせるという違法な業務慣行を直ちに改めるよう強く指導せよ。 |
第2 申入れの理由
保健師助産師看護師法が定めるとおり、看護師に許される業務は「傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うこと」(同法31条、同法5条)である。産婦に対する内診は、保健師助産師看護師法3条の定める助産に該当し、医師または助産師以外のものが行うことは許されない。したがって、看護師に産婦の内診を行わせることは許されない。これは、平成14年11月14日付及び平成16年9月13日付け厚生労働省医政局看護課長通知でも明示されたとおりである。 以 上 |
<申入団体一覧>
■医療過誤問題研究会(代表幹事 増田聖子弁護士)
愛知県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士37名によって構成される団体
(連絡先)
〒461-0001 名古屋市東区泉1-1-35ハイエスト久屋6階
電話 052-951-3226 FAX 052-951-3227
■医療事故情報センター(理事長 柴田義朗弁護士)
医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する全国の弁護士575名(2004年10月末現在)が正会員として加盟する団体
(連絡先)
〒461-0001 名古屋市東区泉1-1-35ハイエスト久屋6階
電話 052-959-2556 FAX 052-959-2558
http://www3.ocn.ne.jp/~mmic/
■医療問題弁護団(代表 鈴木利廣弁護士)
東京を中心とする地域において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する200名を超える弁護士によって構成される団体
(連絡先)
〒124-0025 東京都葛飾区西新小岩1丁目7番9号 西新小岩ハイツ506号
福地・野田法律事務所内
電話 03-5698-8544 FAX 03-5698-7512
http://www.iryo-bengo.com/
■神奈川医療問題弁護団(代表 森田明弁護士)
神奈川県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士166名によって構成される団体
(連絡先)
〒231-0021 横浜市中区日本大通14番地 横浜三井物産ビル2F
斉藤法律事務所内
電話 045-226-9961 FAX 045-226-9962
■九州・山口医療問題研究会(代表幹事 安部尚志弁護士)
九州各県及び山口県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士230名及び協力医療関係者(医師・薬剤師)によって構成される団体
(連絡先)
福岡市博多区千代4丁目31番7号九県前ビル3階
電話 092-641-2009 FAX 092-641-5707
■埼玉医療問題弁護団(代表 須賀貴弁護士)
埼玉県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士41名によって構成される団体
(連絡先)
〒330-0064
埼玉県さいたま市浦和区岸町7丁目12番4号 ニチモビル浦和4階
大倉浩法律事務所内
電話048-862-1853
FAX 048-862-2054
■仙台医療問題研究会(代表 増田祥弁護士)
宮城県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士13名によって構成される団体
(連絡先)
〒980-0822 宮城県仙台市青葉区立町11-17 シティハイム立町101
坂野法律事務所内
電話 022-211-5624 FAX 022-211-5625
■兵庫医療問題研究会 (代表 泉公一弁護士)
兵庫県において、医療過誤訴訟の患者側代理人として活動する弁護士37名によって構成される団体
(連絡先)
〒650-0023
兵庫県神戸市中央区栄町通6丁目1番17号 301号室
みのり法律事務所内
電話 078-366-0865 FAX 078-366-0841
※本申入書に関する問い合わせ先
医療事故情報センター(担当 嘱託弁護士 堀 康司)
電話 052-951-1731