2005年11月1日発行 通巻212号
ドクターインタビュー
監察医として死因を究明する
河野外科医院副院長・大阪府監察医
河野 朗久(こうの あきひさ) さん
河野先生は、法医学者として監察医を務められる一方、臨床においては麻酔科医をなさっており、法医学と臨床医学の両方の知識と経験を有する先生です。法医学分野では、特に児童虐待問題の研究者として著名です。今回は、先生の日頃の活動や法医学の立場からみた医療過誤訴訟についてお話を伺いました。
ききて 岩本 朗(大阪弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
各地活動紹介編vol.1医療過誤問題研究会 ~30周年を目前にして
棚瀬 誠(愛知県弁護士会)
判決速報
あれほど帝王切開を望んだのに-骨盤位の経膣分娩で児死亡
赤松 岳(埼玉弁護士会)
症例報告
めまい、頭痛等を同じ日に2回も訴えて受診しながら翌朝死亡した事例
阪本 康文(和歌山弁護士会)
第6回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座報告
「医療事故・医事紛争と医療機関側の対応」を受講して
泉 公一(兵庫県弁護士会)
医療事故ホットライン2005.12.3
第8回医療事故全国一斉相談受付窓口一覧
嘱託日誌
遺族らが疑義を持つ場合は「異状死」~日本学術会議が医療安全に向けた提言
堀 康司(愛知県弁護士会)