センターニュース2006年12月号

2006年12月1日発行 通巻225号

ドクターインタビュー

熊をよけつつ耳鼻科の出前~農村の医療を支える

あおぞら診療所いまい院長

河原田 和夫(かわらだ かずお) さん

 

河原田先生は、耳鼻咽喉科のご専門です。長野市内で開設されている「あおぞら診療所いまい」は、出前医療の基地だと言われます。住民から足が遠のきはじめている医療を身近なものに戻したい、という先生の医の心をお伺いしました。

ききて 和田 清二(長野県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

各地活動紹介編vol.12  鹿児島医療問題研究会 ~迷走する鹿児島医療研

向 和典(鹿児島県弁護士会)

判決速報

肩甲難産の発生が予測できたのに吸引分娩を行い、肩甲難産となった際に肩甲娩出術の特定の手技しか施行しなかった点に医師の過失を認めた事例

柴田 義朗・園田 理(愛知県弁護士会)

症例報告 その1

PVR(増殖性硝子体網膜症)との診断のもとに手術をされ失明した事例

松原 健士郎(徳島弁護士会)

症例報告 その2

急速遂娩の遅れと胎児仮死

青山 雅幸(静岡県弁護士会)

症例報告 その3

ビタミンK欠乏症と転送義務違反

青山 雅幸(静岡県弁護士会)

嘱託日誌

予防的手術実施に当たっての説明義務-最高裁平成18年10月27日判決

園田 理(愛知県弁護士会)