2009年2月1日発行 通巻251号
ドクターインタビュー
「事故抽出力」を高めるために~年8,000件を集める報告文化
京都大学医学部附属病院 医療安全管理室長
長尾 能雅(ながおよしまさ)さん
院内事故調査の重要性が指摘されています。非常に充実した活動を行っている京都大学附属病院で、安全管理に専従している長尾先生に、事故調査や安全管理の在り方等についてお聞きしました。
ききて 横山貴之・中根祐介・西森由紀子(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
初めての医療過誤事件~事件を通じて思うことや他の種類の事件との比較など
小原 路絵(京都弁護士会)
症例報告・短信
その1 抗リウマチ剤リマチル使用による間質性肺炎への対処の遅れによる死亡事例
その2 プロスタグランディンとアトニンの併用により過強陣痛になり監視が不十分であったため児が分娩麻痺で身体障害等級1級の障害を後遺した事例
富山医療問題研究会
寄 稿
~英仏の医療事故被害救済システム~
高橋 智(札幌弁護士会)
続ロースクール事情 3
神奈川大学法科大学院の医事法教育・その後
森田 明(神奈川大学法科大学院教授 弁護士)
嘱託日誌
事例抽出力の地域格差は27倍~モデル事業地域別集約結果より
堀 康司(愛知県弁護士会)