センターニュース2009年3月号

2009年3月1日発行 通巻252号

ドクターインタビュー

安全なお産に向けたシステム改革

京千葉大学大学院医学研究院 生殖機能病態学教授

生水 真紀夫(しょうずまきお)さん

 

生水先生は、約3年前に千葉大学に着任された産婦人科の先生です。千葉医療問題研究会でご講演いただいたこともあります。実務に基づく清新なお話が大変好評でしたので、ドクターインタビューをご依頼しました。

ききて 滝沢 信(千葉県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

松戸における医療過誤事件への取り組み~より良質な弁護活動を目指して

山下 陽(千葉県弁護士会)

症例報告 その1

胸椎椎間板ヘルニア摘出等の術後に発生した血腫を除去する再手術が遅れたことにより患者に歩行不能等の重篤な障害が生じた事例

木村 謙・平野 浩視・梅津 真道(栃木県弁護士会)

症例報告 その2

水頭症に対する脳室腹腔内シャントが不全となり、その入れ替え術中に脳出血を来たし、重度の高次脳機能障害を来した症例

小林 洋二・久保井 摂(福岡県弁護士会)

症例報告 その3

医療機関の不適切なワーファリンコントロールにより、入院中の患者が病室内で転倒して硬膜下血腫を発症し死亡するに至った事案

加藤 良夫・増田 聖子・横山 貴之・久保 晴男(愛知県弁護士会)

症例報告 ・ 短信

その1 大腸内視鏡検査の際にS状結腸穿孔が生じた後、急性十二指腸潰瘍による吐血を契機

その2 動脈塞栓療法における抗ガン剤、塞栓物質の誤注入により両下肢完全麻痺

その3 助産院における分娩で児が死亡した事例

その4 腰椎すべり症・脊柱管狭窄症に対する後側方固定術の後に急性骨髄炎に罹患し、後遺症(8級相当)が残存した事例

松戸医療事故フォーラム

第12回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座報告

医師から専門的知見を得るためのコツとポイント ~協力医と共に歩んで35年~を受講して

西森 由紀子(愛知県弁護士会)

嘱託日誌

中立性や公平性、透明性の確保された院内事故調査を~院内事故調査委員会の運営指針の開発に関する厚生労働科学研究

園田 理(愛知県弁護士会)