医療過誤 鑑定書集 第22集

2011年3月1日発行 通巻第22号 価格6000円(消費税別途)

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医療過誤 鑑定書集 第22集 収載事例一覧

外科 

1

交通事故で骨折等の手術後、容態が悪化し、高アンモニア血症を原因とする肝性昏睡により死亡した事例【判決文併載】

2

くも膜下出血の脳動脈瘤トラッピング手技の誤りと術後のV-PシャントからのMRSA感染の見逃しとの重複的過失が認められた事例【判決文併載】

3

髄膜腫摘出術を受けた患者が、術中に発症した急性硬膜下血腫によって約1ヶ月後に死亡した事例

4

膝窩動脈縫合術後、負傷部位にガス壊疽を生じ、左大腿切断に至った事例【判決文併載】

5

転移性脳腫瘍に対する開頭手術後創部感染症に罹患し死亡した事例

6

入院中、挿管され人工呼吸器管理となっていたところ、早すぎる抜管により、痰の誤嚥を起こし、呼吸停止・心停止となり、脳に重度の後遺障害を残した事例【判決文併載】

7

未破裂動脈瘤のクリッピング手術中に動脈瘤が破裂し、左半身麻痺の後遺障害を生じた事例

【判決文併載】

8

肥大型心筋症の持病を持つ65才の男性が、胃癌疑いで内視鏡下胃粘膜切除術を受けている最中に心肺停止となり死亡した事案で、第1審が認めなかった因果関係につき、控訴審で相当程度の可能性ありとして440万円が認容された事例(その1)

9

肥大型心筋症の持病を持つ65才の男性が、胃癌疑いで内視鏡下胃粘膜切除術を受けている最中に心肺停止となり死亡した事案で、第1審が認めなかった因果関係につき、控訴審で相当程度の可能性ありとして440万円が認容された事例(その2)【判決文併載】

整形外科 

10

長時間の駆血帯使用を伴う後十字靱帯再々建術を受けた後、コンパートメント症候群等を発症し、患者に腓骨神経麻痺の障害が残った事例

耳鼻咽喉科 

11

突発性難聴の患者がステロイドパルス療法の結果死亡した事例

麻酔科 

12

麻酔薬投与直後にショック状態に陥り、その後低血圧状態が続いた後、呼吸困難状態を経て、約1ヶ月後に死亡した事例【判決文併載】

内科 

13

ギラン・バレー症候群で入院中の患者を関東の病院から九州の病院へ航空機を利用して転送したことについて、患者を転送したことと転送時の呼吸管理に過失があったとして、病院の損害賠償責任が認められた事例

14

新生児がMRSAに感染し、化膿性関節炎により脚長差、膝関節の可動域制限等の後遺障害が残った場合、担当医師に感染治療上の過失があったとして、病院側の不法行為責任が認められた事例

15

睡眠時無呼吸症候群による窒息で死亡した事例

16

嘔吐、腹痛のために入院した絞扼性イレウスの小児患者について、主治医は急性胃腸炎と診断したものの、その後の経過観察や検査を怠り、患者を死亡させた事例(その1)

17  

嘔吐、腹痛のために入院した絞扼性イレウスの小児患者について、主治医は急性胃腸炎と診断したものの、その後の経過観察や検査を怠り、患者を死亡させた事例(その2)

18  

嘔吐、腹痛のために入院した絞扼性イレウスの小児患者について、主治医は急性胃腸炎と診断したものの、その後の経過観察や検査を怠り、患者を死亡させた事例(その3)

救急医療 

19

激しい腹痛を訴え救急搬送された患者に対し、十二指腸潰瘍穿孔等の急性腹症を否定し、精神科病院に転院させたため、十二指腸穿孔による腹膜炎となり嘔吐直後に死亡した事例

20

頭痛により救急車で病院に搬送され、片頭痛であると診断されていたところ、翌日の早朝に病院内でくも膜下出血により死亡した事例