2011年3月1日発行 通巻276号
ドクターインタビュー
医療関連死の原因究明と再発防止 ~その研究事業の成果と課題
「診療関連死調査人材育成班」研究代表者
東京逓信病院病院長
木村 哲(きむら さとし)さん
昨年3月、「医療安全調査委員会」が創設された場合の具体的運用等について検討を行ってきた、厚生労働科学研究「診療行為に関連した死亡の調査分析に従事する者の育成及び資質向上のための手法に関する研究」の研究報告書が出されました。その研究の成果と課題について、研究代表者の木村先生にお聞きしました。
ききて 服部 功志・木下 正一郎(東京弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
依頼者のために何ができるか
村上 晃(長野県弁護士会)
症例報告
イレウスを見落とされエンドトキシンショックで死亡した事案
坂野 智憲(仙台弁護士会)
判決速報 その1
肺がんの見落としが争われ、「患者に気管支鏡検査を勧めたが拒否された」旨のカルテの書込みの改ざんの有無が問題となった事例
佐野 久美子(大阪弁護士会)
判決速報 その2
高齢者の無痛性心筋梗塞による心臓喘息を気管支喘息と誤診したため必要な検査及び治療が遅延した点に医師の責任を認め、患者死亡との因果関係も認めた事例
松野 信夫・奥村 惠一郎(熊本県弁護士会)
情報センター日誌
外貌障害等級、見直しされる~違憲判決を踏まえて
松山 健(愛知県弁護士会)