センターニュース2012年11月号

2012年11月1日発行 通巻296号

ドクターインタビュー

救急医療にかける思い ~災害医療、航空医療、医療裁判への関わり

福岡和白病院 副院長・救急センター長

冨岡 譲二(とみおか じょうじ) さん

 

福岡市の近辺には数多くの島嶼がちりばめられていて、医療を必要とする多くの住民が存在します。彼らを必要な医療につなぐ重要なツールとなっているのが、今回の語り手冨岡譲二医師です。医療に関わるヘリコプターにはどんなものがあるのか、被災地の救急はどうあるべきか、また医療事故に医師はどう向かい合うべきか、語っていただきました。

ききて 久保井 摂(福岡県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

医療事故への取り組み

高橋 真一・高橋 敬幸(鳥取県弁護士会)

症例報告 その1

左腰背部皮下腫瘤につき病理検査で悪性の所見が出ていたが、医師から結果が告げられず、約2年間放置され、すみやかに治療を受ける機会を失った事例

内海 陽子(兵庫県弁護士会)

症例報告 その2

カンガルーケア中に児が呼吸停止をきたし、脳性麻痺の後遺症が残存した事例

柴田 義朗(愛知県弁護士会)

症例報告 その3

大腸内視鏡検査後に注腸レントゲン造影が行われたところ、バリウムが腹腔内に漏出した結果、人工肛門造設を余儀なくされた事例

堀 康司(愛知県弁護士会)

第17回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座報告

「(1)医療行為の適応と説明義務の牽連関係 (2)裁判上の鑑定と私的鑑定意見書の使い方について」を受講して

濱野 泰嘉(東京弁護士会)

情報センター日誌

モデル事業、「警鐘事例」の公表始める

松山 健(愛知県弁護士会)