センターニュース2013年7月号

2013年7月1日発行 通巻304号

ドクターインタビュー

心臓血管外科にかける想い

海老名総合病院 副院長・心臓血管センター長

贄 正基 さん


贄先生は、心臓血管外科医として、現在でも多くの手術を行うとともに、副院長として医療安全管理に取り組んでおられます。今回は、贄先生の大動脈弁置換術・上行大動脈人工血管置換術を見学させていただくとともに、心臓血管外科にかける想い、医療訴訟や医療安全についての考えなどを語っていただきました。

ききて 濱野 泰嘉(東京弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

医療過誤事件を通じて思うこと

面山 恭子(秋田弁護士会)

症例報告 その1

腹腔鏡手術直後の死亡ケースにつき手技ミス・術後管理ミスを争った事例

向 和典(鹿児島県弁護士会)

症例報告 その2

卵巣がんのため、子宮・両側附属器を摘出後リンパ節の郭清の際に尿管を引っ張る形で切断されて尿管再建ができず左腎の摘出に至った事例

久保 晴男(愛知県弁護士会)

症例報告 その3

分娩後の初回歩行時に転倒し後頭部を強打したために、脳挫傷、急性硬膜下血腫となり、嗅覚脱失の後遺症を残した事例

増田 聖子・大楠 善和(愛知県弁護士会)

医療事故情報センター総会記念シンポジウム報告

「医療事故調、いよいよ法制化へ ~中立・公正な調査のための制度設計とは~」に参加して

賀川 進太郎(岡山弁護士会)

情報センター日誌

「医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会」とりまとめ公表

松山 健(愛知県弁護士会)