第19回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座「医療過誤冬の時代における最高裁判例2004年~2013年」

2014年1月25日開催 価格1500円(消費税別途)

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第19回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座 講義録 目次

医療過誤冬の時代における最高裁判例 2004年~2013年

弁護士 小林洋二

医療過誤訴訟新受件数の推移

医療過誤訴訟患者側勝訴率の推移

検索し得た平成時代の最高裁判決

過失に関する基本的な判例

説明義務に関する基本的な判例

因果関係に関する基本的な判例

経験則・採証法則に関する判例

冬の時代の最高裁判決

専門家の意見と医療水準    平成18年1月27日 第2小法廷判決

添付文書とショック予防措置  平成16年9月7日 第3小法廷判決

冠動脈バイパス術後の腸管壊死 平成18年4月18日 第3小法廷判決

専門家意見書の採証法則違反  平成18年11月14日 第3小法廷判決

分娩方法と説明義務      平成17年9月8日 第1小法廷判決

未破裂動脈瘤と説明義務    平成18年10月27日 第2小法廷判決

チーム医療と説明義務     平成20年4月24日 第1小法廷判決

麻酔薬過量投与と因果関係   平成21年3月27日 第2小法廷判決

期待権は保護に値する利益か  平成17年12月8日 第1小法廷判決

期待権侵害では勝てません   平成23年2月25日 第2小法廷判決

そのほかの最高裁判決

まとめ

質疑応答

割合的因果関係を認めた裁判例

下級審裁判官をどう説得するか

刑事事件判例は影響を及ぼすか

悪い鑑定を避ける工夫

因果関係と相当程度の可能性の関係

作為か不作為のどちらで過失構成するべきか

「冬の時代」をもたらしたきっかけ

医療過誤訴訟に取り組む若手へのメッセージ

初心者が医学的知見を学ぶための参考図書

事後審的な高裁の傾向への対策

健全な常識的な経験則の積み上げが重要

医療崩壊論の影響

最高裁判決を踏まえた主張を

鑑定と立証活動

鑑定人に評価をさせない鑑定事項の組み立て方

鑑定事項に救命可能性を入れない工夫

修習生として感じたこと

医療問題に対する思い