センターニュース2015年5月号

2015年5月1日発行 通巻326号 

ドクターインタビュー

検査・治療 ~広がる内視鏡のフィールド

東京女子医科大学 八千代医療センター 内視鏡科教授

光永 篤 さん

光永先生は、東京女子医科大学八千代医療センターにおいて、内視鏡科の教授としてご活躍されています。また、病院の枠を超えて、千葉県内の内視鏡医のレベルアップを目指した千葉内視鏡実技研究会を立ち上げられ、後進の育成にも努められています。

ききて 大杉 洋平・安藤 なつき(千葉県弁護士会)


弁護士リレーエッセイ

肌で感じた協力医との連携の重要性

金丸 祥子(宮崎県弁護士会)

症例報告 その1

透析を受けていた高齢の入院患者にリリカ(疼痛治療剤)を投与したが、転倒防止の措置を怠り、転倒により左大腿骨頸部骨折等の傷害を与えた事例

羽柴 修・野口 善國(兵庫県弁護士会)

症例報告 その2

規定量を超える経口子宮収縮薬を投与し、胎児心拍数が徐脈となる中、吸引分娩・クリステレル胎児圧出法を反復し、蘇生処置も十分に行われず、児が重篤な脳性麻痺を負った事例

堀 康司・久保 晴男(愛知県弁護士会)

症例報告 その3

中心静脈カテーテル感染から感染性脊椎炎(化膿性脊椎炎)に至り四肢麻痺となった被害の示談事例

増田 聖子・横山 貴之・近藤 信弘(愛知県弁護士会)

症例報告・短信

その1 胆嚢摘出術後判明した胆嚢がんの見落とし

その2 膀胱がんの診断遅滞で排尿機能障害残存

その3 右親指をつき指し骨性マレットフィンガーになった患者に、手術の遅れからIP関節の可動域が3分の1に制限されるという後遺障害が残存した事例

大阪医療問題研究会

情報センター日誌

モデル事業は移行期へ ~事故調査制度開始に向けた準備状況

堀 康司(愛知県弁護士会)