2015年6月1日発行 通巻327号
ドクターインタビュー
医療過誤訴訟の意義~協力医の視点から
浅ノ川総合病院 産婦人科部長
打出 喜義 さん
打出先生は、いわゆる「金沢大学附属病院無断臨床試験訴訟」などの医療裁判に患者側の立場で関わってこられました。また、気さくなお人柄で、金沢医療問題研究会の顧問をお引受けいただいています。なぜ、困難であっても医療裁判等で患者側の立場で活動していらっしゃるのか、その熱い思いをお伺いしました。
ききて 柴田 未来(金沢弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療問題弁護団の活動を通して感じていること
宮﨑 裕悟(埼玉弁護士会)
判決速報
尿管結石に罹患した患者が、①前医において、敗血症を誤診誤療された上、②後医において、患者及び家族に無断で無呼吸テストを実施されて死亡した事案
谷萩 陽一・長瀨 佑志(茨城県弁護士会)
症例報告 その1
緑内障の診断を受けたにもかかわらず高眼圧に対する必要な治療がなされなかったため右眼の視野を極度に奪われるに至った事例
坪田 康男・黛 千恵子・戸川 委久子(福井弁護士会)
症例報告 その2
鎖骨骨折に対する金属プレートでの内固定術後、挙上制限を超えたリハビリ指示により、鎖骨骨折部の偽関節に加え、肩甲骨肩峰骨折と偽関節による後遺障害が残存した事例
原 琢磨・髙橋 智・柴田 誠一(札幌弁護士会)・菅沼 雄一郎(旭川弁護士会)
情報センター日誌
パブコメを経て省令等公表される
松山 健(愛知県弁護士会)