2016年7 月1日発行 通巻340号
ドクターインタビュー
理想とする最期を迎えるために~オーダーメイドの在宅医療
南医療生協かなめ病院 副院長
神田 茂 さん
神田茂先生は、平成4年の医療法改正により患者の居宅が医療を行う場として法的に規定された年から在宅医療を実践してこられました。昨今の診療のあり方に関する変化をどのように考えておられるのか、先達として日々どのようなことを考えておられるのか、理念やご苦労をお伺いしました。
ききて 久保 晴男(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
上越医療問題弁護団を設立しました
田中 淳哉(新潟県弁護士会)
判決速報
看護師が点滴ルート確保のため左前腕に静脈穿刺を試みた際に橈骨神経を損傷し、その後CRPSにより左上肢の完全麻痺(後遺障害等級5級相当)となった事例
青山 雅幸(静岡県弁護士会)
症例報告 その1
未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術中に、主幹動脈を損傷して出血を招き、止血操作の過程で脳梗塞に至らしめ、遷延性意識障害となり約一年後に死亡した事例
加藤 良夫・増田 聖子・堀 康司(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
健康診断受診先において肺癌が見落とされた事例
堀 康司(愛知県弁護士会)
医療事故情報センター総会記念シンポジウム報告
「医療事故調査制度の実情と課題~運用開始から半年を経て」に参加して
内 和美(兵庫県弁護士会)
情報センター日誌
支援団体協議会による適正な標準化を~医療事故調査制度の省令改正
園田 理(愛知県弁護士会)