医療事故調査制度110番
日時
2016年10月1日(土)午前10時~午後3時
受付電話番号
052-951-1731
(全国共通番号)
対象
平成27年10月1日以降に医療事故で患者さんを亡くされたご遺族の方
(お住まいの地域を問いません)
- 事故にあたるのではないでしょうか
- 事故の報告をしてもらえなかった
- 事故の調査を実施してもらえなかった
- 解剖してもらえなかった
- 調査が適切に行われていないと思う
- 報告書を受け取れなかった
・・・といったご意見をお寄せ下さい。
実施の趣旨
平成27年10月1日に改正医療法により医療事故調査制度が施行されてから1年になります。
ところが、同制度に基づいて、医療事故調査・支援センター(一社・日本医療安全調査機構)に報告された件数は、累計356件(平成28年9月9日現在)に過ぎす、当初想定された件数には、遠く及びません。
本来、報告すべき医療事故が報告されていないケースが多数あるのではないか、強い懸念があります。また、本制度によって、適正な事故調査がなされているのかという検証も必要です。
そこで、施行から丁度1年を経過した、平成28年10月1日に、医療事故調査制度110番を実施します。
同 制度の対象になる死亡事故に遭ったのではないかと思われる全国のご遺族からお電話をいただき、当センター所属の弁護士が対応して、実態を確認します。全国 から集中的に情報をお寄せいただき、実態を把握したいという考えから、当センターの事務局において、統一番号にてご対応することとしました。
確認した実態を同制度のよりより改革につなげたいと考えております。また、ご連絡いただいたご遺族には、ご希望により、弁護士への相談窓口をご案内いたします。
遺族側からの全国レベルでの実態調査は、これが初めての試みです。多くの皆様のご理解とご協力をお願いします。