センターニュース2016年11月号

2016年11 月1日発行 通巻344号 

ドクターインタビュー

日々の診療を通じての整形外科医の思い

岡田整形外科クリニック常勤整形外科医

中村 木綿子 さん

中村先生は、茨城県のつくば市出身です。地元で育ち、医師になったあとは地元に戻り、精力的に活動をされている先生です。地域に密着し、日々患者と接している中で先生が感じた地域医療のあり方、そして自身の医療への向き合い方をお聞きしたいと思い、お話を伺いました。

ききて 中田 勝也(茨城県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

医療過誤事件での苦い思い出-人生初の法律相談-

中村 昌樹(沖縄弁護士会)

症例報告 その1

肺の異常所見の経過観察を継続していた病院が、肺癌の確定診断を行うための精密検査を受けるよう勧めなかったため、治療機会を逸し、肺腺癌で死亡した事例

加藤 昌利(大阪弁護士会)・山﨑 満幾美(兵庫県弁護士会)

症例報告 その2

余命宣告をされた末期癌の患者に対し、p53癌抑制遺伝子治療には高い有効性が期待できるかのような説明をして診療契約を締結させ、高額の治療費を支払わせた事案

五十嵐 裕美・前田 哲兵(東京弁護士会)

症例報告 その3

胸部X線画像上肺がんの所見が指摘されていたにも関わらず精査が行われず、約17か月後に肺がんに起因する腫瘍出血により死亡した事例

堀 康司・柄沢 好宣(愛知県弁護士会)

第22回 弁護士のための医療過誤訴訟法講座報告

「裁判官から見た事実認定、過失、因果関係の判断と患者側弁護士の課題」を受講して

笹川 竜伴(鹿児島県弁護士会)

情報センター日誌

医師の職業倫理指針改定~医療事故調査制度運用開始を踏まえて

柄沢 好宣(愛知県弁護士会)