2020年11月1日発行 通巻392号
ドクターインタビュー
医療の現場からあるべき医療を考える
友愛記念病院 救急科 部長
近藤 司 さん
近藤司先生は友愛記念病院で救急医療や手術麻酔を担当されるとともに、しゃっくり外来という独自の診療にも従事されています。今回はしゃっくり外来とともにコロナ禍で露呈した日本の医療システムの欠陥についてもお話しいただきました。
ききて 柴田 義朗(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
京都医療過誤弁護団事務局長を退任して
長谷川 彰(京都弁護士会)
判決速報
右大腿骨頸部骨折を負ってかかりつけの整形外科医を受診したが、当該医がレントゲン画像での骨折所見を見逃す過失を犯した結果骨折の程度が悪化し、逸失利益等の賠償が認められた例
渡邉 博・松井 創(第二東京弁護士会)
症例報告 その1
抜歯後2か月弱で抜歯窩にソケットリフト及びインプラント体埋入術を実施した結果、上顎洞の穿孔が生じ、歯性上顎洞炎を発症した事例
大杉 洋平・安藤 なつき(千葉県弁護士会)
症例報告 その2
脳動静脈奇形の見落としにより重篤な後遺障害が発生した事例
柴田 義朗・羽賀 康子(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
医療情報等の共有に向けての環境整備(第4回健康・医療・介護情報利活用検討会)
松山 健(愛知県弁護士会)