2021年4月1日発行 通巻397号
ドクターインタビュー
安全が基礎となる「価値」を感じる医療
大阪市立大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部 部長
山口 悦子 さん
山口先生は、大阪市立大学医学部附属病院にて医療の質・安全管理部の部長を務めておられます。臨床医として治療に関わる中で、入院中の病児に価値を提供することが医療の本質であると思うようになり、医療安全を研究されるようになりました。この度は、先生のキャリア形成の経緯やその中で感じたことなどをお聞きしました。
ききて 宇野 裕明(大阪弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
福岡県医療問題研究会C班事務局雑感
吉武 みゆき(福岡県弁護士会)
判決速報
橈骨遠位端骨折の治療のための観血的骨接合術後、僅か3日後にギプスシーネ固定を除去してリハビリを開始したことが原因で正中神経障害を発症、手関節及び指関節等に重い機能障害が残存した事案について過失責任を認めた事例
羽柴 修・澤上 辰也(兵庫県弁護士会)
症例報告
乳児(生後5か月)の鼠径ヘルニア腹腔鏡下手術による死亡事案について、焼香約束や詳細な再発防止約束等を含む調停が成立した事例(東京地裁)
松井 菜採(東京弁護士会)・梶浦 明裕(第二東京弁護士会)
追 悼
我妻堯先生との思い出
加藤 良夫(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
医療事故調査制度2020年の実施状況
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)