センターニュース2022年6月号

2022年6月1日発行 通巻411号 

ドクターインタビュー

マイクロサージャリーが切り拓く新しい治療の世界

広島大学病院 国際リンパ浮腫治療センター

センター長 特任教授

光嶋 勲 さん

 顕微鏡下で直径0.3~0.8mmの血管や神経線維、リンパ管その他の組織などの微小組織を安全に移植し吻合する超微小外科手術が、それまでは「治療方法がない。」と治療が断念されていた様々な疾患や障害について治療の可能性を拡げています。超微小外科治療の分野において世界的にも最先端治療に取り組まれている「広島大学病院国際リンパ浮腫治療センター」の光嶋先生にお話を伺いました。

ききて 小田 耕平(大阪弁護士会)

判決速報

皮膚疾患に対して、約1年10か月に亘り内服ステロイド剤を処方して、両側大腿骨頭懐死症に至らしめた例

増田 聖子・横山 貴之・大楠 善和(愛知県弁護士会)

症例報告 その1

帝王切開既往妊婦の経膣分娩(TOLAC)の際、分娩監視装置による連続的モニターを行わず、胎児の低酸素状態の発見が遅れ、脳性麻痺を発症した事案

島津 秀行(第二東京弁護士会)・村手 亜未子(東京弁護士会)

症例報告 その2

人間ドックでの胸部X線検査において肺がんの所見が指摘されず、その約2年後に患者が死亡するに至った事例

大杉 洋平(千葉県弁護士会)

症例報告 その3

義歯を誤嚥し、その発見・除去が遅れ、窒息死した事例

加藤 良夫(愛知県弁護士会)

情報センター日誌

よりよい医療事故調査制度を目指して~日弁連「医療事故調査制度の改善を求める意見書」

柄沢 好宣(愛知県弁護士会)