2022年12月1日発行 通巻417号
ドクターインタビュー
国民から信頼される医療事故調査制度に向けて
国立病院機構 福岡東医療センター 名誉院長
上野 道雄 さん
上野道雄先生には、本年5月に開催されました医療事故情報センター総会記念シンポジウムにご登壇いただきました。シンポジウムのテーマは無過失補償制度に関するものでしたが、今回は上野先生の医療事故調査にかける熱い思いを伺いました。
ききて 柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
当たり前のこと~治療の主役は患者であるはずだ~
大村 薫(宮崎県弁護士会)
症例報告 その1
肩凝りの患者にトリガーポイント注射を施行した直後に心停止となって死亡したという症例について、局所麻酔薬中毒患者に対する急変後の救命処置が不適切だったとして、勝訴的和解が成立した事例
折本 和司(神奈川県弁護士会)
症例報告 その2
胸部不快感を訴えて倒れた患者が搬送先病院で急性冠症候群鑑別のための経時的観察なく帰宅させられ、翌日に急性心筋梗塞で再搬送されてPCIを受けたが、直後に心破裂で死亡した事例
堀 康司・柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
採血の際に橈骨茎状突起近位部を穿刺され、患者に末梢神経障害が発生した事例
柴田 義朗(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
医療同意は誰のために?
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)