センターニュース2002年5月号

2002年05月1日発行 通巻170号

ドクターインタビュー

人間安全工学から医療事故防止を考える

篠原 一彦(しのはらずひこ)さん

 

インタビューを終えて

篠原先生の臨床医としてのご専門は消化器外科であるが、昔からの乗り物好きが発展して、この4月からは、心理学、行動科学をベースとした安全学の研究と学生の指導に専念されるということである。

先生の研究成果が医療現場にフィードバックされ、医療事故が減少して原告側代理人が手持ち無沙汰を嘆く日が待たれる。

ききて 赤松 岳弁護士 

弁護士リレーエッセイ

いいわけが多くてすみません

岡崎 由美子弁護士(島根)

判決速報

鼻腔腫瘍への放射線照射の際、脳幹部に多量の放射線が照射された事案につき、予防的照射として相当であったとの病院の主張を退け、医師の注意義務違反を認めた判決

小沢 弘子弁護士(横浜)

続 医療過誤入門

(12) 鑑定人質問は不要か

上田 和孝弁護士(名古屋)

嘱託日誌

裁判所が下級審主要判例をネット公開へ

堀 康司弁護士(名古屋)

症例報告 その1

蓄膿症の内視鏡手術によって目に障害の残った事例

吉川 孝三郎弁護士(東京)

症例報告 その2

吸引分娩を繰り返し新生児に脳性マヒによる重度障害が残った事例 

吉川 孝三郎弁護士(東京)

広場

示談(外科)

柴田 義朗弁護士