センターニュース2002年11月号

2002年11月1日発行 通巻176号

ドクターインタビュー

医療紛争防止テキストで安全教育の普及を図る

平山 牧彦(ひらやま まきひこ)さん

 

インタビューを終えて

今回初めて医師インタビューを担当しましたが、保守的な茨城の地において、医療事故と紛争の防止のために努力されている平山先生の存在を知ったことは貴重な事でした。また医療教育と医学教育の違いや「病気を診ずして病人を診よ」という言葉などがとても印象的でした。そして被害者や遺族の心情についても深く理解し、医療事故の解決の目的について、私達医療弁護団に所属する弁護士と同様の視点をもたれて医学教育の場で活動していることが心強く感じられました。

ききて 佐藤 大志弁護士

判決速報

冠動脈造影用のバルーンカテーテルのカバーの取り忘れによりCABG(冠動脈バイパス手術)を施行したことによる損害賠償が認められた事例

藤田 紀子弁護士(仙台)

緊急特集 医療過誤訴訟制度をいかに改革すべきか(3)

千葉の地域医療機関とのネットワーク及び集中部などの現状と問題点

福武 公子弁護士(千葉)

大阪地裁医療過誤訴訟集中部における審理の現状について

岩本 朗弁護士(大阪)

症例報告

睡眠時無呼吸症候群に対するUPPP後大量出血により死亡した事例

鈴木 俊弁護士(新潟)

広場

和解(整形外科)

井口 壯太郎弁護士・虎井 民子弁護士

嘱託日誌

これからの1年に向けて~情報量の増大に対応しうる仕組みを

堀 康司弁護士(名古屋)