2003年9月1日発行 通巻186号
ドクターインタビュー
患者参加型の医療をめざして
埼玉協同病院 産婦人科
神谷 稔(かみやみのる)さん
神谷さんは、埼玉医療問題弁護団の協力医として、日頃から埼玉弁護団の多くの団員がお世話になっています。患者参加型の医療をめざし、埼玉協同病院を立ち上げた頃から現在まで、医療従事者の目指すべきところ、医療過誤訴訟の問題点等幅広く語っていただきました。
聞き手 長田 淳弁護士(埼玉)
弁護士リレーエッセイ
新過誤研、神戸にて開催
内海 陽子弁護士(兵庫)
判決速報
妊娠10か月の妊婦の乳房のしこりについて視触診のみで良性と診断したことにつき医師の過失を認めた事例
中島 ゆかり弁護士(東京)
医療の安全医療事故情報センター関する研究会 第8回研究大会
症例報告 その1
コンパートメント症候群発症後の手術が適切であったかが争われた事例
藤田 紀子弁護士(仙台)
症例報告 その2
子癇発作による常位胎盤早期剥離に対する処置が遅れ、胎児死亡・子宮摘出に至った事例
寺本 ますみ弁護士(名古屋)
症例報告 その3
腹部エコーの病変の鑑別診断を行わなかったため、肝癌の発見が遅れ、患者が肝癌により死亡した事例
長谷川 史美弁護士(第二東京)
嘱託日誌
ついにスタート!日本版ハーバードスタディ~医療事故発生頻度の解明なるか
堀 康司弁護士(名古屋)