センターニュース2004年3月号

2004年3月1日発行 通巻192号

ドクターインタビュー

歯科医の目で訴訟記録を研究

リバティ歯科院長

三上 八太郎(みかみ やたろう)さん

 

三上八太郎先生は、歯科医として日々患者の治療に当たりながら、法歯学や医事裁判の研究活動を精力的に行われています。歯科医として、研究者として、日頃どのようなことを考えておられるのか、開業されているリバティ歯科(JR札幌駅近くのオフィスビル1F)にお邪魔してお話をお聞きしました。

聞き手 髙橋智弁護士(札幌)

弁護士リレーエッセイ

医療記録の改ざん・隠蔽問題

岸本 達司弁護士(大阪)

判決速報

帝王切開時のMRSA院内感染による心停止につき病院の過失責任を認め、被害者死亡までの定期金賠償も認めた事例

上條 義昭弁護士(第二東京)

症例報告 その1

AIH(配偶者間人工授精)にあたって、患者を取り違え、他人の夫の精子を使用してしまった事例

増田 聖子弁護士(名古屋)

症例報告 その2

陣痛促進剤を投与しかつ人工皮膜を行いながら、分娩監視装置による監視を怠り、臍帯脱出の発見が遅れて脳性マヒを発症させた事例

小野寺 信一弁護士・坂野 智憲弁護士(仙台)

嘱託日誌

行政独自の処分は見送り~医道審が行政処分を答申

堀 康司弁護士(名古屋)