2004年4月1日発行 通巻193号
ドクターインタビュー
自閉症の解明に取り組む
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所・発生障害学部部長
中山 敦雄(なかやまあつお)さん
中山先生は真面目な研究者タイプの人です。研究者はとかく興味にはまっていくところがありがちですが、中山先生は社会に対しても謙虚に自分の研究を知らせて、社会的な意味づけを考えようとしておられ、好感が持てます。今回は、研究の道へ進まれた経緯や、研究者としての姿勢などについてお話を伺いました。
聞き手 加藤良夫弁護士(名古屋)
弁護士リレーエッセイ
東京地裁集中部・カンファレンス鑑定の紹介
大森夏織弁護士(東京)
嘱託日誌
次々と新たな動き~総務省改善勧告、青戸病院事件行政処分
堀 康司弁護士(名古屋)
判決速報
未破裂脳動脈瘤に対し、クリッピング術が行われ左片麻痺が残存した件で、医師の責任が認められた事案
柴田義朗・羽賀康子弁護士(名古屋)
新刊案内 医療過誤事件 症例報告集 第6集
症例報告 その1
体表面積約5.5%、深度・~・度の熱傷から敗血症・多臓器不全で死亡した女性につき、千葉の複数鑑定方式で鑑定した結果、和解した事例
福武 公子弁護士(千葉県)
症例報告 その2
胃がん術後に膵液漏を発症し死亡した事案において、ドレーンが足りず、かつドレーン排液中のアミラーゼ値を測定しなかったとして勝利的和解に至った事例
海渡雄一・日隅一雄弁護士(第二東京)