センターニュース2008年1月号

2008年1月1日発行 通巻238号

ドクターインタビュー

診療関連死モデル事業~新潟の現状

新潟大学大学院医歯学総合研究科 法医学分野教授

山内 春夫(やまのうち はるお)さん

 

山内先生は、「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」の新潟地域の地域代表者をされておられます。新潟地域では、2006年3月にモデル事業が開始され、これまでに3例の報告がなされました。新潟地域には1県1大学という特性があり、このような特性からみたモデル事業のあり方などについてお話を伺いました。

ききて 佐藤 克哉(新潟県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

新潟の医療過誤事件

佐藤 克哉(新潟県弁護士会)

判決速報

睾丸捻転症と副睾丸炎の診断を誤った事例

東稔 忠幸(奈良弁護士会)

症例報告 その1

消化管出血の患者に、ホリゾン2アンプルで安定させ硬化療法施行したが、開始15分後に心肺停止となり死亡した事例

田尻 和子(熊本県弁護士会)

症例報告 その2

内視鏡下第3脳室開窓術で電気メスで止血を試みたところ出血し、緊急開頭術を行ったが脳幹部虚血で死亡した事例

青島 明生(富山県弁護士会)

症例報告 ・ 短信

その1 他人の生検結果により肺切除

その2 結核を肺癌と見誤って肺上葉切除

その3 陣痛促進剤投与下で分娩監視を怠り重症仮死状態で出生し死亡

医療過誤問題研究会(愛知県)

嘱託日誌

医療事故全国一斉相談受付について

園田 理(愛知県弁護士会)