センターニュース2008年5月号

2008年5月1日発行 通巻242号

ドクターインタビュー

医療安全時代の病院経営

社会保険中京病院副院長

松田 眞佐男(まつだ まさお)さん

 

松田先生は、現在、地域のセンター的役割を担っている総合病院の副院長として、医療の安全や質の確保などに取り組んでいらっしゃいます。現在のお仕事の内容とともに、わが国の医療や医療過誤訴訟についての率直なご意見も伺いました。

ききて 園田 理(愛知県弁護士会)

弁護士リレーエッセイ

各地活動紹介編vol.23  金沢医療問題研究会~金沢医療問題研究会の活動状況

宮西 香(金沢弁護士会)

判決速報

上部消化管造影検査を受けた患者につき、被告には、速やかに内視鏡検査等を行い得る医療機関を紹介・受検するよう指導すべき義務を怠った過失があり、死亡との間の因果関係も認められるとされた事例

藤倉 眞(群馬弁護士会)

症例報告 その1

小児のヒルシュスプルング病誤診により不要な腸管切除をしたケース

安原 幸彦(第二東京弁護士会) ・ 大森 夏織(東京弁護士会) 

症例報告 その2

慢性腎不全に対する血液透析のため、左手背にシャント造設術を施行したところ、MRSA感染によって敗血症・化膿性脊髄炎となり、両手首等に痺れが残った事案

増田 聖子 ・ 横山 貴之(愛知県弁護士会)

症例報告 その3

在宅インスリン療法を続けている患者の治療・管理が不十分なために、重篤な低血糖状態を招いて脳障害を残した事例

増田 聖子 ・ 横山 貴之 ・ 今枝 隆久(愛知県弁護士会)

嘱託日誌

評価機構内に運営組織発足~産科医療無過失補償制度

園田 理(愛知県弁護士会)