2010年9月1日発行 通巻270号
ドクターインタビュー
緩和ケア普及への取り組み
徳島県立中央病院 臨床腫瘍科 部長
寺嶋 吉保(てらしまよしやす)さん
寺嶋医師は一般外科医として10年、大学病院の大腸がんの外科医として10年、そして、医学医療教育改革に10年と、精力的に活動しながら緩和ケアに関与して来られました。経験豊富な立場から医療訴訟についてもお話しいただきました。
ききて 松原 健士郎(徳島弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
医療事故への取り組み方
関 亮子(静岡県弁護士会)
判決速報
クモ膜下出血の脳動脈瘤トラッピング手技の誤りと術後のV-PシャントからのMRSA感染の見逃しとの重複的過失が認められた事例
山崎 俊彦 ・ 中村 誠也 ・ 八十島 保(札幌弁護士会)
症例報告 その1
胆管及び膵管の精密検査を目的としたERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影検査)を実施後、重症急性膵炎を発症して死亡した事例
久保 晴男・堀 康司(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
帝王切開実施の遅延及び不適切なクリステレル圧出法により、児に重大な脳性麻痺、母親に子宮摘出の後遺症を残した症例
増田 聖子・水野 功(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
介護職の医行為一部容認で法制化の方向へ
松山 健(愛知県弁護士会)