2012年8月1日発行 通巻293号
ドクターインタビュー
専従医師GRMとしてのやりがいと工夫
京都大学医学部附属病院 医療安全管理室長
松村 由美 (まつむら ゆみ)さん
医療の安全確保のためには、発生したインシデントやアクシデントを適切に抽出することが必要です。今回は、医師や看護師からの報告という形によるインシデント、アクシデントの抽出が成功している、京都大学医学部附属病院で安全管理に従事されている松村先生にお話しをお伺いしました。
ききて 横山 貴之(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
感度と特異度
大塚 達生(横浜弁護士会)
判決速報
腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡下除圧術後に発症した後遺症(硬膜欠損、馬尾損傷)について、医師が手技を誤った過失があるとされた事例
増田 秀雄(鹿児島県弁護士会)
症例報告 その1
右手の手根管開放術を受けたところ、執刀医の手技上のミスにより正中神経の掌側枝等が切断され、右の母指・示指の機能障害等が生じた事例
牧野 洋逸(愛知県弁護士会)
症例報告 その2
鼻出血が持続する患者の上咽頭癌の発見が遅れた事例
堀 康司(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
産科医療補償制度の本質的論点を見失わないために
堀 康司(愛知県弁護士会)