2014年1月1日発行 通巻310号
ドクターインタビュー
介護施設の常勤医として死と向き合う
特別養護老人ホーム 芦花ホーム 常勤医
石飛 幸三 さん
石飛先生は、特別養護老人ホームの常勤医として、ホームにおける看取りを「平穏死」という形で提唱して実践されており、この動きは近時少しずつ全国に広がってきています。医療と介護の関係は、医療界でも法曹界でもまだ十分に議論が進んでいません。単に医療行為の要否や医療費の問題だけでなく、本人が認知症の場合の医療行為の選択方法やQOLにもかかわる重要かつ先進的な問題ですので、どのように取り組まれているのかをお聴きしました。
ききて 鈴木 順(横浜弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
Noblesse Oblige
板谷 健太郎(長野県弁護士会)
症例報告 その1
舌癌の見落しにつき過失及び因果関係の肯定を前提に和解(裁判外)が成立した例
五十嵐 裕美(東京弁護士会)・梶浦 明裕(第二東京弁護士会)
症例報告 その2
未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術後、クリップがスリップして周囲の母血管に接触し、当該血管を閉塞させた結果、重篤な後遺症が発生した事案
五十嵐 裕美・木下 正一郎・前田 哲兵(東京弁護士会)
症例報告 その3
頬小帯切除術時にオトガイ神経損傷を来たした事例
堀 康司(愛知県弁護士会)
TOPIC
第35回医療問題弁護団・研究会 全国交流集会報告「医療問題弁護団・研究会 全国交流集会 in 金沢」に参加して
川北 映輔(札幌弁護士会)
医療事故ホットライン 2013.12.7
第12回 医療事故全国一斉相談受付結果報告
柴田 義朗(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
生殖医療と親子関係
松山 健(愛知県弁護士会)