センターニュース2017年8月号

2017年8月1日発行 通巻353号 

ドクターインタビュー

ハンセン病の患者さんと共に生きる

アイルランガ大学熱帯病研究所 研究顧問

和泉 眞藏 さん

和泉眞藏先生は、ハンセン病の専門家であり、生涯をハンセン病に捧げて活躍されています。随分前に、和泉先生の著書である「医者の僕にハンセン病が教えてくれたこと」(株式会社シービーアール発行)を読みとても感動しました。今回、念願のインタビューが実現しました。

ききて 増田 聖子・大楠 善和(愛知県弁護士会)

判決速報 その1

持続性心房細動の治療を目的としたカテーテルアブレーション(本件施術)を実施した直後に脳梗塞が発症し、患者に後遺障害が残ったことについて、担当の医師に、当該施術の適応判断を誤った過失を認めた事例

北口 雅章(愛知県弁護士会)

判決速報 その2

正期産妊婦が常位胎盤早期剥離後、多量出血後死亡し、司法解剖によって肺血管内に扁平上皮細胞が確認されたため羊水塞栓症と死後診断されていた症例において、医療機関の過失を認め、さらに死亡と結果との因果関係も肯定した事例

青山 雅幸(静岡県弁護士会)

判決速報 その3

直腸がん・S状結腸がんの手術後に術後せん妄を発症した高齢の患者に対して、夜間徘徊を防止するための離床センサー等を設置する義務違反を認めた事例

關本 喜文・村松 晃・近藤 徹・田中 謙一・高橋 由美・猪狩 学(山梨県弁護士会)

判決速報 その4

美容医療における説明義務の内容を詳細に判示し、義務違反による賠償を認めた事例

若松 陽子(大阪弁護士会)

情報センター日誌

初のセンター調査報告書交付事例~事故調査の成果の共有を

柄沢 好宣(愛知県弁護士会)