2023年2月1日発行 通巻419号
ドクターインタビュー
垣根のない報告文化が紡ぐ医療安全
自治医科大学附属さいたま医療センター
副センター長 医療安全・渉外対策部長 教授
遠山 信幸 さん
インシデントやアクシデントが起きた時に重要となるのは、まずはその報告と振り返りです。今回は、自治医科大学さいたま医療センターの遠山信幸先生に、インシデントレポートを提出することの意義とそれに向けた取り組みについてお話しを伺いました。
ききて 柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
京都医療過誤弁護団の事務局長をお引き受けして
黒澤 誠司(京都弁護士会)
症例報告 その1
胸部CT検査報告書の結節影の記載を主治医が見落とし、約1年2ヶ月間も放置し、肺がんの脳転移で死亡した事例
十河 弘(仙台弁護士会)
症例報告 その2
ステロイドパルスを受けた患者が左股関節痛を訴えて整形外科を受診した際、ステロイド服用歴を確認されず、特発性大腿骨頭壊死症に対する鑑別検査や経過観察が行われなかったために、大腿骨頭の圧潰が進行した件
久保 晴男・柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
Topic
第44回医療問題弁護団・研究会 全国交流集会報告「医療問題弁護団・研究会 全国交流集会 in 九州・山口」に参加して
平井 健太郎(大阪弁護士会)
情報センター日誌
医療事故調査制度に関する動き~国民に根ざした制度への期待
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)