2025年5月1日発行 通巻446号
ドクターインタビュー
命を救うための1分を削り出す
朝日大学保健医療学部 学部長・教授
小倉 真治 さん
かつて全国ワースト5と言われていた岐阜県内の救急医療。そこにメスを入れ、現在の救命救急体制を確立してこられたのが小倉真治先生です。
「1分を削り出す」という言葉に込められた小倉先生の熱い思いを伺います。
ききて 柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
弁護士リレーエッセイ
患者側代理人の経験から学んだこと~当研究会の報告も添えて~
奈須 元樹(宮崎県弁護士会)
症例報告 その1
術後下肢コンパートメント症候群(WLCS)により可動域制限等の後遺障害を生じた事例
谷川 献吾・海野 千宏(神奈川県弁護士会)
症例報告 その2
介護施設において経鼻胃管留置が行われたところ、肺に誤挿管されていることに気づかないまま経管栄養を開始したために酸素状態の悪化から救急搬送に至り、1か月後に死亡した事例
柄沢 好宣(愛知県弁護士会)
症例報告 その3
一過性視力障害を契機として撮影された頭部MRA画像上で内頸動脈瘤の所見が見落とされたまま、2年後にその破裂によるくも膜下出血を来し、高次脳機能障害が遺残した事例
堀 康司(愛知県弁護士会)
情報センター日誌
10年の節目を迎えた医療事故調査制度~制度検証中間報告で指摘された事故報告のばらつき
堀 康司(愛知県弁護士会)